冬と雪ウサギ
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―雪が降り積もる山 その山には小さな古びた寺と狛犬が一匹ある― それこそ僕のいる場所、きり寺である この寺はミズヤ神を祀っている とは言っても、その肝心のミズヤ神はもうここにはいない 何百年か前に私の片割れの狛犬と一緒に消滅してしまった 神とは人間からの信仰から生まれ出でる そして、人間からの信仰がなくなれば、消えてしまうのだ 神の使いとされる私たちも……
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