智沙side

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「‥なんか大人しくね?しかも笑ってる気がすんだけど‥。」 「本当だ。ヤられんの待ってんの?もしかして淫乱っていうのあながち間違えじゃない感じ?」 僕の右後ろと左後ろから近寄ってきた2人が、僕の顔を覗き込んでからそう言って、ちょっと引き攣った顔をする。 すると、真っ正面から来た男が、 「おいどーでもいいだろそんなこと!ただでさえ3人で時間たんねーんだ!!!」 と痺れを切らし、そう言って、僕の腕を掴もう手を伸ばした。 そんな時。 「ッテェェェェェェ!!!!!!!!!」 僕の腕を掴もうとした男が急にそう叫び、僕が引きちぎろうとしてたアソコを手でおさえながらガクッと膝をついた。 必然的に視界が開け、見えたのは、僕がさっきまで追っかけていた、例の王子様だった。
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