日常が始まる。

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俺は執事、だがやる気はない。 俺は自分探しの旅に出て、途中で食料が無くなり道の真ん中で倒れた。 そして偶々王族に拾われてた。 俺はそのまま野垂れ死にたかった。 自分探しの旅に出ても自分が何者なのかわからなかった。 「おい、滝沢よ。」 「何ですか王様?」 「お前のその格好はなんだ!!」 「あぁ、これは聖装パジャマですよ。」 「何故パジャマなんだ!! お前に渡した執事服はどうした!!」 「質屋に売りに行きました。 金貨3枚も貰えました。」 「何故売ったんだよ!!」 「ここの給料安いですよ。なので自分で金を稼がないと。」 「執事服はワシの物だ。そして給料は安いのはお前の生活費を引いた値段だ。」 「あら王様、召使い達を執事服を着させる趣味があるなんていやらしいですね。」 「お前をクビにするぞ!!」 「なら、クビになる前に退職して、退職金をたくさん貰います。」 「誰か此奴をどうにかしてくれ!!」 これが俺のいつも通りの日常だ。 全く面倒な日常だ。
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