爆弾低気圧、襲来

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  ──急に、ヒヤリと 背中の辺りが寒くなる。 「特に、ヴォーカルのTAKUMIは 気難しくて担当クラッシャーって 言われてるらしいんだけど。 一緒に頑張ろう」 「……た、 TAKUMI、ですか……?」 「うん。 担当は女にして欲しいって 言ってきたのは、彼らしい」 あの、 私帰らせてもらっても いいですか。 そう言いたかった。 だって、 “Raison d'etre(存在理由)”の TAKUMIは。 .
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