第1章

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2014年3月30日(日) ○女子ゴルフについて No.247 アクサレディース最終日は、最終ホールで劇的な展開が待っていた。 14番で、藤田選手が70cmのパーパットを外して、13アンダーとなった。 柏原選手はバーディーを取って、7アンダーとした。渡辺選手はパーだった。 15番で、藤田選手は、3オン2パットのボギーとして、12アンダーとした。 渡辺選手、柏原選手はパーだった。 16番パー3に来て、渡辺選手はピン右5mにつけた。 柏原選手はピンそばの1mにつけた。藤田選手は4mにつけた。 渡辺選手がバーディーパットを入れて、10アンダーとした。 柏原選手もバーディーで8アンダーとした。藤田選手は、パーで、12アンダーのままだった。 17番パー4で、渡辺選手はフェアウェイバンカーから打って、ピン手前1.5mにつけてバーディーを取った。11アンダーとなった。 藤田選手はパーで12アンダー、柏原選手もパーで8アンダーだった。 18番パー5で渡辺選手はドライバーで280ヤードほど飛ばして、フェアウェイをキープした。藤田選手、柏原選手もフェアウェイに打った。 藤田選手、柏原選手は、3オン狙いだった。 渡辺選手は、残り230ヤード、フォローの風の中、3アイアンでグリーンを狙った。グリーン左のラフに止まった。 藤田選手、柏原選手の第3打は、グリーン奥の傾斜に止まった。 渡辺選手のグリーン外からの20mほどのアプローチは転がって、ピンに当たって入った。チップインイーグルだ。トータル13アンダーとなった。 藤田選手の第4打は、入らなかった。この時点で、渡辺選手の優勝が決まった。 渡辺選手は、172cmの長身で、ドライバーの平均飛距離が270ヤードある。 上がり3ホールのプレーは見事だった。 攻めるプレーを見せてくれた。20歳のプロ3年目で、オフシーズンはアプローチをたくさん練習したそうだ。その成果がチップインイーグルとなった。 アマチュアの柏原選手は、将来に期待が持てる。 優勝した渡辺選手も、今後の活躍に期待がもてる。 渡辺選手のドライバーは、女子ツアーの中でも、1番の飛距離ではないか。 渡辺選手の攻めるゴルフは、とても魅力的だ。
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