明日への一歩

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例え他の誰かを想っていたとしても。 例え自分の想いが報われないとしても。 「え?」 今、目の前にいる彼女への、自分の想いは変わらない。 「俺はケイに、ここにいて欲しいです」 ―好きだから。 口には出さなかったけれど。 交わした視線で伝わったらしい。 ケイは今にも泣き出しそうな笑顔を浮かべ。 その数秒後。 二人はどちらからともなく、顔を近づけあった― 【END】
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