ユウキ「私の父親と彼氏が修羅場過ぎるんだけど…」

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「あぁ…そう言えば忘れてた…」 「全く…あなたは変なところでお父さんに似ていますね…そこは改めた方が良いですよ。あの様な脳まで筋肉で構成された人の相手は嫌ですので」 お母さんはそう言うと私につきつけた拳銃をコートの裏に戻すと、私も同じように銃をジャケットの裏のホルスターに戻した。するとお母さんはいつも通り(だけど今まで会えなかった分、懐かしい)の笑顔を浮かべた 「お帰りなさい、ユウキ」 「ただいま、お母さん。ところでコレは何があったの?」 私はお母さんならこの状況がどういう事か知っていると思ったのでそう訊ねるとお母さんはため息をついた 「実はですね…取りあえずあの後、私たちは無事にユウキによってこの家の前までたどり着きました。最初はここの設備に驚きましたが…私は『先に挨拶を済ませた方が良い』と判断した私は興奮している夫(バカ)を引きずってこの部屋に入りました」 「うん」 「それで中に入った時にF○te/s○ay ni○htのアーチャーが出迎えてきました」 「あぁ…ソルだね。外見を見て驚いたでしょ?」 「えぇ、私も驚きました。ですが…もっと驚いたのは適当にお互いに挨拶を交わしている時に急にお父さんが家の中に入ってきてソルさんを見た瞬間に『娘に手を出す奴は死ねぇ!!』と言いながら攻撃を仕掛けてそのまま破壊行動を始めたことですがね…」 まさか…この騒ぎって… 私は嫌な予感を感じつつ奥の方を見ると… 「取りあえず、娘の近くに居る男は消え去れェェェェェェェイ!!!!」 「くっ…熾○覆う七つの○環(ロー・アイ○ス)ッ!!」 ―――チュドォォォォン!! あ…ありのまま今起こった事を話すよ! 自分の父親が(本人じゃないとはいえ)英霊トップクラスの防御宝具に対して「『拳一つ』で大破にしていた」ッ!! な…「何を言ってるのかわからねー」と思うが私も自分自身何言っているのか分からない… 頭がどうにかなりそうだった… 催眠術だとか超スピードだとかそんなチャチなもんじゃあ断じてねぇ…もっと恐ろしいものの片鱗を味わったよ…!!
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