第1章 『勇者が爆風に飲み込まれやがった』

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俺は見事に竜巻に飲み込まれたようだ。乙wwwwwwwwwww 視界は朦朧とし始め、白いモヤのようなものが目にかかる。 あっ、これ死ぬパティーンですね、わかります。 なら遺言らしきものも残したほうがいいかねこれ。 俺は由緒正しき勇者が着る鎧を外す。 そして下に着ていたジーパンのポッケに手を突っ込む。 ・・・・・・・・・あるぇー、たしかここに入れたはずなんだけどなメモ帳。 竜巻に巻き込まれた時に落としたとか?うん有り得るな。 じゃあどうすればいい俺よ。 考えるんだ俺よ。 「・・・・・・仕方ない。この剣を」 俺は鞘ごと体から外す。なんだか身が軽く感じた。 そして爆風で飛ばされそうな体をなんとか踏ん張りながら安定させる。 飽きたば
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