プロローグ

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「あーあ、つまんない」 真っ白な部屋の中で、つぶやいてみた。 なーんにも分かんない。 「明日も、こんなにつまらないのかな?」 病院の中で、外の事なんか、全然知らない。 こんな重い病気に、かかって何の自由もない。 神様、いるんならお願い。 「私の病気を治して下さい」 ふわり。 開けていた窓から一通の紙飛行機。
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