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あの、大好きで大きな背中が見える…。
なんだ…
生きてたんだ…
どこに隠れてたの?
ずっと探してたのに…
ねぇ、待ってよ
置いていかないでよ
「待てってば!!」
相手が声に気づき振り向こうとしたとき、いきなり空間が捻じ曲がり、相手も自分も吸い込まれるようにしてその空間から消えて行った。
「うわっ!」
なんだ、またあの夢か…
何度目だろう
いくら追いかけても、いくら話しかけても顔を見ることもなく途中で終わってしまう…
父さん…
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