第1章 virtual realization

4/10
前へ
/40ページ
次へ
あの、大好きで大きな背中が見える…。 なんだ… 生きてたんだ… どこに隠れてたの? ずっと探してたのに… ねぇ、待ってよ 置いていかないでよ 「待てってば!!」 相手が声に気づき振り向こうとしたとき、いきなり空間が捻じ曲がり、相手も自分も吸い込まれるようにしてその空間から消えて行った。 「うわっ!」 なんだ、またあの夢か… 何度目だろう いくら追いかけても、いくら話しかけても顔を見ることもなく途中で終わってしまう… 父さん…
/40ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加