淡雪

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いや… そう思う事で、自分にセーブをかけていたのかもしれない。 この時点でもまだ俺は足掻いていた。 花音ならばともかく… 娘と言える程歳の離れたアメリちゃんに恋をするなんてありえない。 きっと… 彼女の事で、変わりそうな自分が怖かったんだ。 「…失恋したんです。」 「そっか…。」 失恋したと言う彼女。
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