舞い降りた雪

3/6
242人が本棚に入れています
本棚に追加
/112ページ
そして気付かぬ内に、徐々に色褪せセピア色になった花音への想い。 長い片想いが終わった瞬間だった。 ずっと変えたくて、もがき続けても変わらなかった色が何故か急に変化して戸惑ったが、花音への長い執着が終わった今、自分にも新しい恋がやってくると思っていたんだ。 「ん…リク…もうっ…」 「……。」 芸能人をやっていると、何もしなくても女の方から寄ってくる。
/112ページ

最初のコメントを投稿しよう!