No.0 世界観

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神秘の森と屋敷について* まず、神秘の森は神々や天使たちが舞い降り、憩う場とされる場所のことである。そこには基本的に神族たちしか入れないが、異界に繋がりやすい(※1)子供たちは、例外的に入れてしまうことがある。世界中のどの森にも繋がっており、神秘の森に入れた目印としてあるのが、泉と屋敷である。屋敷の扉は天煌神の意思によって選ばれた者にのみ開かれるとされているが、いつからそこに建っているのかは不明である。見た目は普通の大きさだが、中は空間がねじ曲がっており、魔力を持つ者が扉を開けば任意の場所にいたり、魔力を持たない者が屋敷の中を歩いて見ても見た目より異様に広い。何人住むことになっても必ず空き部屋ができるなど、不思議な点も多い。その最もたる場所は図書館だろう。本を取ればそれがその者が欲しい本であったり、ちょうど読めるくらいの本であったりするのである。屋敷の全ての不思議の真相は闇の中であり、これからも解明されることはないと思われる。現在、屋敷のある森はスカイ(No.2参照)による術がかかっており、スカイ達が入っても支障はないだろうとする者であれば、特別な子供でなくとも自由に出入りすることができるようになっている。また、泉にはセーラ(No.1参照)の魔力が込められており、その水を手にして念じれば、その水は簡単な魔術に姿を変える。 ※1…ほら、子供が何もないとこ見てると思ったらそこに幽霊いたって話あるじゃん。そんなかんじ
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