第1章 惨殺楽園 in ルティックパーク~終わりの始まり~

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まぁ 始終気になるところはあるけれど 当の本人には耳に入ることはなくテーマパークへたどり着きました。 そういう言い方をするのも ここが普通のアトラクションで終わらない空前絶後の体験ができるという魅力さから来たのでしょう… 母「泰生?どこから回る? お母さんこういうところに滅多に来ないからわからないわ~」 父「ん~。俺もそうだ。なぁ泰?」 泰生「ん?あぁそう。って僕もっていうか僕は初めてだよ。」 ピロピロリン ピロピロリン 二重に着信音が鳴り響く… 両親『!?』 父「もしもし?」 ???『はい。そちら水谷明聖さまでいらっしゃいますか?』 父「えぇ」 ???『今どちらに?』 父「はぁ。息子と ルティックパーク?とかいうテーマパークに」 ???『はぁ。 あっ 大変失礼いたしました。 私 当テーマパークの支配人の 【清水龍】と申します。 ハガキに書かれていた電話番号におかけしたところ 繋がったというわけです。 それで 当パークの入り口付近にある看板をご覧になりましたか?』 父「いいえ?」 清水『是非 ご覧になってください 一応規則なので・・ それでは ごゆるりとご堪能くださいませ~』 母「もしもし?」 ???『はい。そちら水谷優子(ひろこ)さまでいらっしゃいますか?』 母「はぁ。ってあなたは誰よ?」 ???『大変失礼を… 私 当テーマパークの管理人の 【岸谷貴斗】と申します はがきに書かれていた電話番号におかけしたところ 繋がったというわけです。 それで 当パークの入り口付近ある看板をご覧になりましたか?』 母「はぁ~ え?看板?あったかしら… 見てませんけど」 岸谷『そしたら 是非ご覧になってください 規則なので… それではごゆるりと ご堪能くださいませ~』 清水・岸谷 『息子さんがいらっしゃる場合は無条件で通すことになっています。というのも看板をご覧になられたら 分かります… 一応 電話番号を知らせておきますね? 問題が起きても的確な対応ができるように… XXX-0307-00564 それでは ゆっくりしていってね…』 プツッ プープープープー
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