第1章 惨殺楽園 in ルティックパーク~終わりの始まり~

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父と母は目を見合わせ よくわからない頷きをし そそくさと 入口へ 泰生呆然とそれを眺め続けるのであった・・・ ~ルティックパーク 入り口~ 【テーマパーク注意事項】 当テーマパークは様々な空前絶後の体験ができるコーナが多く存在。 それにより危険性が伴うものも存在しています。 現在それによる多大なる被害は見受けられていない為継続中でございます。 家族で来館なさった場合以下のことに注意して楽しんでください 1.両親の入館を禁止する 2.お子さんの入館は無償で許可する 3.お子さんの退館は入館してから2時間後を始めとする 4.入館中のお子さんの世話は知り合いのお子さんに行ってもらう 5.当館内のハプニングによる被害等に関わる料金問題は全て請負います。 以上のことに注意しながら 楽しんでください 支配人 清水龍 管理人 岸谷貴斗 【終】 またもやそそくさと館内へ プルルルル プルルルル 清水『はい。こちらルティックパーク受付所 清水龍です。』 父「おい どうなってるんだ?あんな馬鹿げた案内・・・」 清水『当館ではご理解の上入館という形になっています。 入場チケットをお持ちになっていても入館を断れれば済む話でございます。案内をご覧にならなかった方が問題かと… それに案内のとおり 信用のできる知り合いにということです。 えぇ… 水谷泰生さまは4人ほどいらっしゃいますね… それでは…』 母「ちょっといいかしら?あれは何です?」 岸谷『はい。大変申し訳ございません。しかし当館の規則上お守りいただかないと色々と今以上の問題が発生しかねません。』 母「脅しているつもり?」 岸谷『いえいえ。しかしご安心ください。 水谷泰生様は4人ほど付き人を予約されています。 いずれも学校関係の知り合いだとか。 それに周りをご覧くださいませ… お分かりいただけたでしょうか? それでは…』 両親見つめ合い… 頷き 母父 どちらも手をどちらかの方に差し出し 意を決したのでしょう 父「泰。 無茶するなよ? 俺たちは外で待ってるからな?」 水谷泰生。彼はもちろん 誰ひとりとて付き人は約束を交わしていません。 それに泰生にとっては死角となるべき電話会話… 清水龍に岸谷貴斗 それに加え 4人の付き人? なんか 水谷逃げて欲しい気持ちでいっぱいですww
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