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太音先輩と瀧
先輩の料理が食べたい
泣いてすがり付いた俺を、傍にいれなくてごめんねと言って先輩は俺の前からいなくなってしまった。
一緒にいたかった。先輩が出ていく理由も知らないまま、俺は一人になった先輩を引き留めることもできなかった。
忘れて良いよ
忘れないっすよ。どうしても。
どうして?
先輩は皆と同じくらい大切な人だから
俺のお兄ちゃんみたいなあの人は、今何処にいるのだろう。
またおもいっきり抱き締めて、一緒にお昼寝したいな。
ケラケラ笑って、一緒に遊んでほしいな。
失敗してもまた教えてくれる料理をしたいな。
また、先輩の料理が食べたいな。
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