14人が本棚に入れています
本棚に追加
「あれ、誰もいない。貸切だ」
食事の後直ぐに、お風呂へ行った甲斐があって、誰一人いなかった。
日が落ち、雰囲気の良い露天に向かった。
「綺麗、ホタルかな?」
良く見ると、岩風呂の岩の所々に、緑色にフワッと米粒大の大きさの光が、露天風呂の雰囲気を高めていた。
「青い照明が良いのかしら」
沙織は、幻想的な空間を、一人満喫した。
部屋に戻り、
「やっぱ、温泉は良いね。明日も楽しみ」
布団が用意されていて、もう寝るだけになっていた。
沙織は、早めに床に着いた。
最初のコメントを投稿しよう!