第1話 時を羽ばたく使者! キュアヴァイス誕生!

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第1話 時を羽ばたく使者! キュアヴァイス誕生!

「皆様、まもなく着陸いたします。座席のリクライニング、フットレスト、前のテーブルを元の位置にお戻しください。ただ今を持ちまして、機内のオーディオサービスを終了させていただきます。お手元のヘッドフォンを客室乗務員にお渡しくださいますようお願い申し上げます。ただ今5チャンネルにて上映しておりました、スペースウォーズにつきましては最後まで上映できませんでしたことをお詫び申し上げます」  機内に放送が流れるとビジネスクラスに座っていた金髪の髪の青年が大きなあくびをしながら目を覚ましていた。 金髪の青年 「ふわぁー! よく寝たぜ! さーて、もうそろそろ日本に着くのか。あー、長かったなぁ。さーて、着いたら久しぶりに日本を堪能しますかね」  金髪の青年はニコッと微笑むと青年を乗せた飛行機は成田空港に向けて着陸していった。  飛行機が搭乗口に着くと金髪の青年は背を伸ばして大きなあくびをしながら成田空港のロビーへと向かって行くと突然、青年に声を掛ける女性がいた。 ??? 「あなたは三神 慶太君ね」 慶太 「あっ? あんた誰?」 彩夏 「失礼しました。私はU―20日本代表のスタッフの風祭 彩夏です。あなたをU―20の宿舎に連れて行くために頼まれてやってきました」 慶太 「はぁ? U―20日本代表?? スタッフって、なんで俺に?」 彩夏 「えっ? 知らないのですか? あなたは来週行われる、U―20日本代表テストマッチの代表メンバーに選ばれていたのよ」 慶太 「マジで!? 俺、イギリスにずっといたからわからんかったぜ! よっしゃー! それなら、よろしく頼むぜ!」 彩夏 「わかったわ。よろしくね! 三神 慶太選手♪」  慶太と呼ばれる青年は喜んでスタッフの彩夏と共に日本代表の選手たちが集まる宿舎へと向かった。
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