第1章

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今夜は、とても星空の美しい夜です。 天の川があーちゃんの窓からきれいに見えます。 あーちゃんは、いつも寝る前には、窓を開けて星を眺めてから、眠ります。 あーちゃんの願いは、夜の星空を散歩することです。 いつもお星さまにお願いをしています。 「お星様、どうか星空を散歩させてください。おねがいします。」 といつも願いを掛けながら、星空を見上げています。 とても天気のいい日、あーちゃんは、隣のかい君と一緒に公園へ遊びに行きました。 お砂場でお山を作ったり、川を造ったりして遊んでいました。 あーちゃんがふと空を見上げると、何だか光るものが見えました。 「かい君、あそこ見てなんだか光るものが見えるよ。」 と言うと指をさしました。 かい君はあーちゃんの指さす方を見ましたが、何も見えませんでした。 「あーちゃん、何も見えないよ。」と言うかい君は、 不思議そうに、空を見上げていました。
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