0人が本棚に入れています
本棚に追加
「うそー。ほら、あれ見てよなんか光っているよ。どうして、かい君には見えな
のかな。」と言うと、あーちゃんは、目を離すことが出来ないでいました。
光るものは、だんだんとあーちゃんの近くへとやってきていました。
近ずくにつれて見えてくるのは、長い胴体を持った生き物です。
その生き物は、あーちゃんの傍に来ると、あーちゃんの目の前に降り立ちまし
た。そして、綺麗な瞳で、あーちゃんを見つめています。
あーちゃんは、初めてそんな生き物を見たので、びっくりしてしまい、
砂場で尻餅をついてしまいました。
不思議なことに、お友達のかい君には全く見えていなかったのです。
でもどうして、あーちゃんにだけ見えるのでしょう。
かい君は尻餅をついているあーちゃんを見て、びっくりしていました。
「あーちゃん、どうしたの。どうして驚いているの。」と言うと、
あーちゃんの見ている方へ眼をやりました。
最初のコメントを投稿しよう!