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でもかい君には何も見えていません。
その白くて長い生き物は、龍でした。
あーちゃんは龍を知らないのですから、仕方ありませんよね。
白い龍は、次の瞬間には飛び立ち、
あーちゃんの周りをぐるぐると回り始めました。
あーちゃんは、怖くはなかったのですが、
びっくりしてしばらくは、何も話すことが出来ないでいました。
その様子を見ていた、かい君は面白くなくて、
「もう飽きたから帰る。じゃあね。バイバイ。」といって、帰っていきました。
取り残されたあーちゃんは、「あなたはだれ?」と質問をしました。
すると、白い龍は、「僕は白龍って言うんだよ。よろしくね。」
と言うと笑っていた。
あーちゃんは、白くて綺麗な白龍を見つめていました。
白い鱗が太陽の光に輝いて、とても綺麗でした。
暫く見惚れていたあーちゃんだけど、白龍に話しかけました。
「私、あーちゃんて言うの。よろしくね。
白龍はどこから来たの。どこへ行くの。」と白龍に質問しました。
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