第1章

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白龍は、笑いながら、答えます。 「僕は、雲の上の世界からやってきたのだよ。 そして、お星様の頼みで、あーちゃんの所へやってきたんだよ。」 あーちゃんは、びっくりして、聞き返します。 「お星さまの頼みってなあに・・。」と言うと少し考えてから、はっと思い出しました。 「そうだ、私、お星様にお願いしたんだった。星空の散歩をしたいって。 お星様は、私の願いを聞いてくれていたのね。本当にうれしいわ」。 そういうとあーちゃんは、うれしくなりました。 二人でお家に帰ることにしました。 お家につくと、白龍は、体が縮んで小さくなりました。 「あーちゃん。これで僕もお家に入れるね。」と白龍は、笑顔で言いました。 あーちゃんは、本当に、自分の家に、白い龍がいるなんて信じられません。 しかし、目の前にいるのは、本当に、龍だから・・・。 あーちゃんは、うれしくって心がわくわくしてきました。
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