第1章

6/6
前へ
/6ページ
次へ
私の家に白龍がいる。その日から、あーちゃんは、 白龍と一緒に生活をすることになりました。 ご飯を食べるのも一緒です。 お風呂に入るのも一緒です。 遊びに行くのも一緒です。 夜になると、白龍は、あーちゃんの部屋の窓から、出て、大きくなります。 そして、あーちゃんを自分の上に載せます。 白龍は、あーちゃんを自分の背中に乗せると、 フワーと夜空に向かって飛び立ちました。 白龍の向かうのは、星たちが輝いている夜空です。 白龍は、あーちゃんと一緒に夜空をおさんぽします。 星と星の間を白龍は体をくねらせながら、飛んで行きます。 白龍の体は闇夜に銀色に輝いていました。 遠くから見ると流れ星の様に見えます。 とてもきれいな星空を見られて あーちゃんは、とても感激しています。 「白龍、ありがとう。こんなきれいな星空を見せてくれて。嬉しい。」 とあーちゃんは、白龍にお礼を言いました。 白龍は、優しそうな眼をして、静かに微笑んでいます。 白龍はあーちゃんの守り神なんだねきっと。                                  END 
/6ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加