プロローグ

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20歳以上になると、一般男性に特別な子どもが与えられる。 その子どもは皆、男の子だ。 子どもを与えられた男性は、その子どもを育てなければならないというルールがある。 だが、一般男性のほんの一握りと言うこともあって身近にその子どもを与えられた人はいない。 ある意味、都市伝説と言われている話だ。 俺もそんなお伽噺はあまり信じていなかった。 しかし、22歳の誕生日―俺の元にその特別な子どもが宅配便でやって来たのだ。
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