1章

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…なんなんだ?お世話になりますって。 居候する気か? もし、家出してきたのなら、事情はどうあれ家に帰さなきゃいけない… でも家出したからって、段ボールに入って配達される何て可笑しいし… 「マスター!お水です!!!」 考えを妨げたのは、さっきの子どもだった。 「あぁ、ありがとう」 受け取って水を一口飲む。 はぁー、頭痛い。 取り敢えず、状況確認だな。 「なぁ、」 「はい、何でしょう?」 綺麗な白髪に、翡翠の瞳…どっかで… 「あの、マスター?」 「…あ、ごめん。」
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