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私は某専門学校を卒業しましたが、こういった「日本語」の勉強は一切授業でありませんでした。
そう。
小説は日本語で表現するものでありながら、日本語の知識がそこまで必要ではないんです。
なぜなら、日本に住み、日本で暮らす日本人なら日常的に使っている日本語の用法で十分事足りるからです。
ただし、携帯小説を書くのであれば、と付け加えさせてください。
直木賞や芥川賞などの大衆文学向けの小説を執筆したいのであれば話は別です。
少しでも受賞作を読んでいただければわかりますが、ストーリー性の良し悪しだけではなく、日本語の妙といったものも踏まえての良作になっています。
もちろん、携帯小説を書くにしても、表現力を高める、文章リズムを整える必要がある、という壁にぶち当たったら勉強してみてください。
そこがさらにレベルアップする為のポイントでもありますので。
そして、予めお伝えしますが、私は日本語を勉強してきた身ではないので、本作では軽く触れはしてもがっつり取り扱ったりはしませんので悪しからず。
ともあれ、携帯小説を書くのであれば日本語の勉強は必要ありませんということです。
だからこそ、気構えせずにまずは書いてみてください、と言いたくて小説における日本語の在り方について言及している次第です。
小説的文章の心を持って、執筆に臨んでください。
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