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数々の異常癖者が罪を犯したことにより、政府がついにその重い腰をあげた。
それは、正体を隠してきた異常癖者までもが標的となった。
政府の命令に従って各地では“異常癖者狩り”が起こり、疑いをかけられた者は問答無用で殺された。
それから数年後、政府は別の行動に出る。
政府は全国の各学校に異常癖者専用のクラスを設けた。
表向きは「政府が考案した特殊な教育により、覚醒した癖を再び眠らせる」という理由であった。
クラスに入れば異常癖者狩りの対象になる事はないが、代わりに自らが異常癖者だと申告しなければならない。
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