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「え、トイレ!?」
「う、うん…。私の前に飼っていた、シェパードのピンキーちゃんがおトイレするとき、地面掘ってたから…。」
この状況に混乱を極めていた西堀の頭は、それだ!!と納得した。
それ以前にマメ太は人間の姿であるのだが、混乱した西堀の判断は奇しくも大正解となった。
「よーし、俺ちょっとトイレ連れていく!お前ら、そこで待っててね!」
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~おトイレタイム~
※優雅なBGMでお楽しみ下さい
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ッジャーーーーー
大塚と與儀の二人が見守る中、水洗トイレの流れる爽やかな音がした後、心なしかゲッソリした西堀とスッキリしたマメ太が出てきた。
「わわーん!!」
「うん、もう覚えたね…大丈夫だね…」
「せんせー、大丈夫?」
二人は何故そんなにも西堀がゲッソリしているのか理由が分からなかった。
「よし、二人共、聞いてくれ。俺はやったぞ…!」
「うんうん、何を?」
トイレの出来事の一部始終を、西堀は涙ながらに語った。
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