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私はいつまで「人の支え」になる犠牲になればいいのだろうか…
だけどそれはもう昔の話。
とても寒い冬の夜、雪が降ってきた。
キンっとした空気の中に雪は訪れる。
手が凍りそう、耳も鼻も真っ赤であろう。
だけど中には入らない。嫌いじゃない、この空間。
ただ一人の空間で静かに煙草を吸う。
やめろと周囲に言われようと未だ禁煙していない。
習慣じゃない、こんなにも美味しい。
誰もわからないんだよ、この至福が。
なんてね…戻らなければ、店に。
夢の、儚く散る夢の世界に…
「スイマセーン、戻りました♪」
「おぉ、もう時間だから!頼むね、延長♪」
「任せてくださいね♪」
輝かしいくらいの世界は全て嘘で固められている。
友情も恋愛も信頼も何もかも。
華やかな裏に潜む大きな闇。表から来るものは決してわからない、わかった気でいる。
目が霞んでくる。街は光輝いているのに、綺麗なお洋服だって着ているのに、笑顔で溢れているのに…
いつだって虚しい。笑顔でいれば心も明るくなるって誰が言ったの?
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