第1章

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それから確か太田さんの腕に噛みついて、力が緩んだ隙に逃げ出したきたはず。 何せ混乱した状態だったから、そのときの記憶もあいまいだった。 おまけにどこをどう逃げてきたのかもわからない。 仕方ない。タクシーでも拾うか。 とりあえず直感を頼りに車道へ出よう。
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