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紬と御影はある山奥の小さな村に2人きりで住んでいる
7年前からずっと
御影は記憶を無くし、そして恐ろしいものをみた事の恐怖で震えている紬を救い、名前を与え、側にずっといて支えてくれた
とても優しい人
陰陽師のような仕事をして、その収入で紬を中学まで通わせてくれた
自分のことよりも優先してくれた
紬は大きな恩を感じ、そして彼の側にいて何か役に立ちたいと思っている
《高校に行く…》
この村には高校はない…つまりこの村から離れなくてはいけない
「御影さんは…?」
紬は御影に恐る恐る聞いた
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