第17章

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いつもは笑みを浮かべ、余裕たっぷりなのに、今日は違う。 いつもなら、俺が泣くのを楽しみながら焦らしてくるのに、今日は快感を引き出すような愛撫を施してくる。 「も、ソコばっかり...やめ、」 さっきから執拗に、濃厚に胸を責め立てられ、痛いくらいに痺れている。 身を捩ろうにも、体に巻きついた腕のせいで逃げられず、頭を振ることしかできない。 無意識に浮き上がる腰が沢木さんの太股に擦られるのも、堪らない。
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