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するっと下腹部に滑ってきた手。
ダメだ、今、触られたら--
「ちょ、ソコは待っ...あぁっ!」
「さっきから、待てだの嫌だのうるさい」
なんの躊躇いもなく下着もかい潜ってきた大きな手に、直接包まれた。
濡れた音に、先走りを溢していた自分を教えられて。
「胸だけでこんだけ濡らしといて、嫌とか言うな」
沢木さんの思いどおりに翻弄されてるのが、恥ずかしい、悔しい--
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