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俺は頭が沸騰してるみたいに熱くて、それ以上に体の奥が熱をもって疼いてる。
ナカに入ったまま動かなくなった沢木さんの指が焦れったくて、物足りなくて。
もどかしさに身を捩ると、僅かに擦られるナカと足に触れた沢木さんの熱。
「ぁ--」
その気持ちよさを知っている体が、ヒクリと蠢いたのが分かった。
欲しい、と。
全身で、心の底から、欲しいと思った。
この人の全てを--
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