第17章

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俺は頭が沸騰してるみたいに熱くて、それ以上に体の奥が熱をもって疼いてる。 ナカに入ったまま動かなくなった沢木さんの指が焦れったくて、物足りなくて。 もどかしさに身を捩ると、僅かに擦られるナカと足に触れた沢木さんの熱。 「ぁ--」 その気持ちよさを知っている体が、ヒクリと蠢いたのが分かった。 欲しい、と。 全身で、心の底から、欲しいと思った。 この人の全てを--
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