第18章
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熱に浮かされた頭を揺さぶられ、発熱したように熱い体と切なく疼く心。 自分をこんな風にするのなんて... 「沢、木さ...沢木さん、ぁ、沢木さん...」 見上げた先にある瞳が、先を言えと意地悪く光っている。 「好き、です...沢木さん--」 そう告げると、沢木さんの顔が少しだけ甘く綻んだような気がした。
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