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~~♪
カードを配る渚のケータイが流行りの音楽を奏でる。
何の躊躇いもなく、一流は渚のポケットから垂れたストラップを引き抜き携帯を開いた。
画面を見た一流の表情が気怠そうに変化。
椅子を回転させて外の方に向いた。
ガラス窓から夜空を覗く…といっても、街灯の明るさが見えるはずの星を隠し、ほとんどただの黒い台紙に近い。
「はいよ……あ?あー、そうそう。
今渚のハトコの家……そう。
…………は!?いや、何しに来んだよ!
来んな、大人しく寝ろって
おいっ!!」
何事かと思った四人の視線が項垂れる背中に集まる。
「ダイスケ君?」
カードを配り終えた渚が携帯を受け取りながら彼の様子から推測して言った。
「アイツ来るぞ。
ウッキウキでマモル君起こしてた」
「一流がここだなんて言うからだろ。
女好きのアイツが来ねえわけがねえ」
「何処か聞かれりゃ誰でも答えるだろ。
唯間、悪いんだけど、
あと二人増えてもいいかな?」
槙が返答に迷っていると、メグムが代わりに答える。
「いいよ。
“人数多いほうが面白い”し。
何人いても負ける気はないけどね!」
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