高校二年

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「いいんだ。今の二人に俺の入る隙間なんてないんだ。 俺は、諦めなきゃいけないんだ。」 「光がそれでいいなら俺はこれ以上は口出ししないよ?? でももしも俺が光の立場なら、俺は我慢できないな。」 俺だって諦めたくなかったし、我慢したくなかった。 この時の俺はなんで奪いに行かなかったんだろう。 自信がなかっただけじゃない。 ただ本当に彩夏が幸せならそれでいいって思った。 ただの自己満足だったけどね(笑) だけどそれから 俺にはチャンスが舞い降りた。
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