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ミ「じゃ、またね♪」
燐「あ、はい!」
ミ「君とはまた何処かで会う…そんな気がする」
燐「オレもそう思います」
体育館につくとミキ先生は職員達の集まっている場所に向かって歩いていった。
また会える…そんな気がした。
何でそう思ったかはよく分からないが。
オレは樹哉と合流し、閉会式が始まる前にバックレて樹哉と寮に帰った。
オレ人混み嫌いだし(笑)
そんなこんなで皆が閉会式で盛り上がっている間、オレは樹哉と腐トークをしていた。
しばらくした後に妖しい笑みをしているであろう室井先生が部屋にやってきた。
表現が曖昧なのは仕方ない。
だってガスマスクのせいで先生の表情が読めないんだもん。
光「お前ら、勝ち逃げしてんじゃねーよ。最後まで居座れ!!」
燐「えー、だってオレはミキ先生と話せて満足したから閉会式は出なくていいかなぁって」
光「良くない良くない。非常に良くないから!ってかミキ?アイツに会ったのか?あのサボり魔に」
樹「ミキ?って誰?」
燐「ほら、教育実習生だよ」
樹「あの平凡チックな?」
光「平凡じゃねーよ?素は」
燐「えっ?知ってるんですか?」
光「あぁ。アイツとは中学が同じだったからな」
樹「組み合わせ的にあり…だな」
光「…………」
えっと、それはミキ先生と室井先生のカップリング?
いや、オレ的にはミキ先生が攻めで室井先生が受けって気がするなw
あとね、樹哉がそう言った時に一瞬室井先生の片眉がピクッて動いたような気がした。
見間違いかな?
光「それにさっき生徒の暴言に青筋を浮かべて、自ら水を頭から被りそのルックスと色気で生徒や教員を捩じ伏せていたぞwwww」
そんなことがあったんじゃ残っていれば良かったな。
それに大変だったんだろうな。
床の掃除。水浸しだろ?w
でも、教員まで捩じ伏せるとか相当なルックスと色気なんだろうな。
……オレも見たかったな。
樹「先生詳しく!」
光「居なかったお前らが悪い」
燐「正論だな…」
樹「じゃあ明日、本人に聞くし」
光「ミキは今日で最終日だからさ明日からはいないぜ?」
樹「なんてこったスカイダイビング」
燐「……スカイダイビング…?」
オレ…段々樹哉のキャラが分からなくなってきた。
ってかキャラとかあるのかな?
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