第1章

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中に入ると地下だからなのか気温が一気に冷たく感じた。 そして真っ暗だ。 「電気…」 電気をつけると、そこにはピアノとベットしかなかった。 あいつ…コンクール前とか明らかここに籠ってんな。 取りあえずベットに腰掛ける。 ギシ... 「痛い、です...。」 ・・・。 「わっ…!!!」 ベットに誰かが潜り込んでいたようで慌てて飛びのいた。 そしてゆっくり布団をはぐと   後藤の匂いの 涙目のパジャマ姿の女がひとり... いる。
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