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中に入ると地下だからなのか気温が一気に冷たく感じた。
そして真っ暗だ。
「電気…」
電気をつけると、そこにはピアノとベットしかなかった。
あいつ…コンクール前とか明らかここに籠ってんな。
取りあえずベットに腰掛ける。
ギシ...
「痛い、です...。」
・・・。
「わっ…!!!」
ベットに誰かが潜り込んでいたようで慌てて飛びのいた。
そしてゆっくり布団をはぐと
後藤の匂いの
涙目のパジャマ姿の女がひとり...
いる。
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