知らない先輩

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――――――― 「ねぇ、もう閉まっちゃうよ?」 えー? うるさいなぁ… 「ねぇってばー、おーい?」 ん~~~ 「佳弥ちゃん!!!!!!」 「はっ、はいいいっっ!!!」 ガタガタガタ 「「………」」 えっと、ここは図書館だ。 目の前にはしらない先輩がいる。 多分起こしてくれた、、 窓から見える夕焼けがずいぶん寝ていたことを物語っている。 「えっとー…。」 先輩をのぞきみる。 髪の毛茶色でふわふわだ。 「ごめんね?もう六時だしさ、ほら俺図書委員~。」 自分を指差しながらニコニコしている。 「はい、すぐに出ます…すみません。」 「いいよいいよ、よくある~ここ気持ちいもんね!」 よくお分かりで… あ、 「先輩さっき私の名前呼んでました?」 「うん。佳弥ちゃん??」
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