第4章 続・二人の関係 真田と泉編

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「“彼女”って言われて否定しなかったね。真っち。脈アリなんじゃない?」 「・・・」 「ちょっと、真っち?聞こえてる?」 「・・・俺。がんばります!!!」 「なにを?」 「今は“彼女”には、負けてますが、他の男には負けない自信があります!」 「はぁ?彼女に負けるって?何?-ってか、そんなドヤ顔で宣言することなの?真っち?」 店長は首を傾げている。 「さぁ、バイトがんばるぞっ」 「真っち?」 泉は、部活に向かう途中、校門の前でピクシーを見かけた。 「あっ!」 ぱぁぁぁぁと顔を輝かせてピクシーの方へ駆けていく。 「森野せんぱぁぁぁぁぁぁい!」 真田の想いは届きそうもない、冬のある日の出来事でした。笑。
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