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それもてっぺんの神様から聞いていたんじゃないのかなと僕は思ったけど、そうだよと元気に返した。
「だから、僕がお姉さんもご主人を守ってあげるから!」
彼女は人差し指を口に当ててしぃーっと言った。
「夢の中でも病院だから、静かにね。私がクロちゃんに会いたかった理由の一つがそれなんです。私たちをあまり、過保護に守ってもらいたくないんです」
「え?なんで?」
彼女は静かにねと言葉をつなぐ。
「確かに神様の加護があると私たちは楽に幸せになれるでしょう。でもね、幸せって努力して手に入れるものでしょう?旦那様は、クロちゃんを描き続けて成功しました。それを、努力を終わらせたくないんです」
「でもさ……。お姉さんはずっと望んでいた赤ちゃんが出来なくなったんだから、その分、祝福をもらっても……」
彼女はんーんと首を振る。
「大丈夫です。その分、他の人に祝福をあげてください。私は旦那様がいれば一生幸せだと思いますよ」
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