第二十一話~はじめまして!~
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「僕、ご主人のお嫁さんに謝ってきた。許してもらうつもりなかったのに許してもらえた……。ご主人は、あんなお嫁さんもらって幸せだよ……」 「ふふ。その縁を繋いだのがクロやろ。さぁ今日もお仕事するよ。行くよ!」 シロが鏡の中に飛び込んだ。 僕も続く。 ただ、僕は少し不安に思う。 もらえるはずの祝福を断ってご主人たちは大丈夫なのだろうか? それはまだ誰にも分からないけど……。
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