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僕はワザとらしく「ふうっ」と息を吐き、まだ納得してない顔の光に向けて続けた。
「流石に生物とかに強い僕でも完全に戻すことは出来ないのはわかるよね?
だから助かる見込みのありそうな魔物などの肉体を使ってみたんだ。度重なる改造は彼ら自身の頼みだ。
より強くなりたいというね」
「…わかったよ」
「じゃあ早速、唯一居場所がわかってる僕らが倒すべき敵のところへいこうか」
「えっでもこの2人にも勝てなかった今の俺達で勝てるのか?」
「その点については問題ないと思うよ。
彼らは魔王を倒したってことを忘れたのか?」
「あっそっか」
「…唯一居場所がわかってる敵とは何なんですか?」
「少し考えれば分かると思いますが…
その敵の正体は…神です」
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