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僕は2人と別れた後、急いで家へ帰った。
「行方不明者続出でニュースになるなんて…
もうちょっと抑えないとなあ」
僕は目の前にいる金髪のチャラそうな男を見ながら言う。
男は猿轡を咬まされ手錠もされている状態で今は寝ている。
「さて!今日は昨日捕獲した烏の細胞でも移植してみるか!」
僕は白衣を着て男の近くに置いてある冷蔵庫からホルマリン漬けされている烏を3匹ほど取り出した。
「さあ、そろそろ僕に見せてくれ!
生命の輝きってやつを!」
僕は男の腕を躊躇なく包丁で切った。
「んー!!!んんん!!!」
男はその痛みで起きてしまった。
「あーだめだよ。折角うるさくならないように寝てるときにやってあげたのに…
仕方ないなあ」
そう言いながら僕は男にある薬を溶かした液体で満たされている注射器をうった。
するとどうだろうか男は一瞬で寝てしまった。
「さて呼吸が出来ずに死んだら困るし呼吸器を取り付けよっと」
慣れた手つきで男に呼吸器を取り付けた。
「ふう…じゃっ続きを始めますか!」
数時間で僕の実験は終わった。
「また失敗か…」
僕は男の腕の一部を烏の細胞と神経ごとくっつけた後、切り落とした腕とも神経を繋がせた男を見て呟く。
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