プロローグ

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果てしなく青い空。 その日の雲は少なくて、本当に綺麗な空だった。 優しい風が私の髪を靡かせる。 学校の裏の細い路地を抜けてしばらく進んだところに誰も使っていない小さな倉庫がある。 「ほんと落ち着く」 誰も立ち寄らないこの場所は一人の時間ができて落ち着く。 そんな私の秘密基地に貴方がやってきたのはもう随分前の話。
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