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コンコン
暴君「入ってまーす。」
メロス「暴君、早くしろ。限界が近い。」
暴君「もう少し待ってくれよ。もう出るから。」
メロス「承知した。」
ヨジヨジヨジ…
ジャァァァァァァァ…
暴君「ふぅ、すっきりした。」
メロス「む、快便か。」
暴君「あぁ、待たせたなメロス─」
メロス「…」
暴君「…」
メロス「…」
暴君「なぁ、メロス。」
メロス「何だ。」
暴君「何でトイレの壁よじ登って覗いてるのかな?」
メロス「それはだな─」
暴君「そっちか?お前はそっちの気があったのか?」
メロス「違う違う違う違う違うぞ!!断じて違う!!この前俺とお前の間に核兵器でも壊せない壁が出来ただろ?だから壊せないならむしろ壁を越えようと─」
暴君「もうお前帰れ。」
メロスは号泣した。
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