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「…は?何言って」
「だって、佐々倉と…」
「…は?…どういうことなの、浩平。」
「え…付き合うんじゃ…」
「は…はぁ?!」
部屋で聞くには十分すぎる音量のせいで、俺の鼓膜はビンビン鳴った。
「え?違うの?」
「何、まさか、最近の浩平の様子がおかしいのって、そのせいだったわけ?」
「…おかしかった?」
はぁ、とため息をつき、雅人は手で顔を覆った。
「…おかしかったよ…なんか、よそよそしいし…大体さぁ」
そして、少しだけ顔を赤くして。
「…先に付き合ってって言ったの、俺だよ?そんなさ…嫌いになるわけ、ないじゃん…」
ちらり、と手の隙間から俺を見る雅人。
それはもう狙ってやってるんですか、漫画の世界だけしか通用しねぇよ、可愛すぎかよくそッ…!
と、1人で悶絶していたら、雅人が少しだけ俺の近くに座りなおして、話し出した。
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