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「ビリヤードより……楽しいこと……っ」
「なんだよ?これか?いい声出しやがって」
手慣れたやり口。
昨日と同じだ。
「アアッ……それ、やだっ……」
「ふうん、尖ってきた」
征司はビリヤード台の端に腰を下ろすと
ボールを使っていっそう入念に小さな突起を刺激し始める。
「いやぁっ……言わないで」
そうさ
昨日と同じ――。
「正直に言えよ。気持ちいいんだろ?これが」
「んっ……あ……はい」
責められれば責められるほど
和樹の方も感じ入ったように従順になってゆく。
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