第5章

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「ビリヤードより……楽しいこと……っ」 「なんだよ?これか?いい声出しやがって」 手慣れたやり口。 昨日と同じだ。 「アアッ……それ、やだっ……」 「ふうん、尖ってきた」 征司はビリヤード台の端に腰を下ろすと ボールを使っていっそう入念に小さな突起を刺激し始める。 「いやぁっ……言わないで」 そうさ 昨日と同じ――。 「正直に言えよ。気持ちいいんだろ?これが」 「んっ……あ……はい」 責められれば責められるほど 和樹の方も感じ入ったように従順になってゆく。
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