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拷問を受けるぐらいならと。
征司に言われるがまま
和樹は二つのボールを手に取った。
「どうだ……?」
それぞれ胸に当て
突起の上を優しく転がし始める。
「すごく……恥ずかしいよ、お兄様っ……」
言う割には
悦に入った艶めかしい手つき。
「だろうな。教えてやろうか?」
一方それを見下ろす征司は
「おつむの軽い女が、自分で自分を慰めてるみたいだぞ」
一層意地悪く投げやりに
屈辱的な言葉を投げかける。
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